ひとつだけ選ぶなら、電車で行く内湾(ネイワン)にしましょう。車があってもなくても同じように楽しめる、唯一の日帰り旅行です。歴史と擂茶(レイチャー)なら北埔(ベイプー)のほうが向いていますし、干し柿の季節(秋から冬)の新埔(シンプー)は、カレンダーを見て予定を組む価値があります。3か所とも竹北(ジューベイ)の南東、山すそにある客家の町です。竹北に何年も暮らした経験から、誰にでも同じことをすすめます。土曜の朝、早めに出かけて、午後の半ばの渋滞が始まる前に帰路につきましょう。
- 出発地 以下の所要時間は、竹北にあるHSR高鉄新竹駅(高鐵新竹站)、または市中心部のTRA台鉄新竹駅(新竹火車站)からのものです。
- 車の所要時間 私たちの目安で、ラッシュ時を除いたものです。週末の内湾へ向かう道や、日曜午後に山から戻る道は、かなり時間が延びることがあります。
- 電車とバスの時刻 台湾鉄道と台湾好行(タイワン・トリップ)の2026年11月の時刻表によるものです。変更されるので、出かける前に確認してください。
| 行き先 | 高鉄新竹駅(竹北)から車で | 車なしで | おすすめポイント |
|---|---|---|---|
| 内湾 | 約20km、30〜40分 | TRA 竹中から内湾線で42分 | 電車の旅、老街、客家の軽食 |
| 北埔と峨眉 | 北埔まで約18km、30分 | 5700 台湾好行で約40分 | 歴史的建築、擂茶、のんびり歩ける湖 |
| 新埔と関西 | 新埔まで約8km、15〜20分 | 車がないと難しい(週末の六福村を除く) | 干し柿(秋)、義民廟、六福村 |
| 山間部 | 2時間以上、山道 | 現実的ではありません | 尖石と五峰、1泊で |
内湾と内湾線
竹中から谷をさかのぼる小さな支線が、内湾(內灣)まで走っています。かつて林業と炭鉱で栄えた村で、軽食の店が並ぶ老街があります。目当ては電車そのものです。土曜はおよそ1時間に1本、竹中から42分、2026年11月の時刻表で片道NT$43。高鉄駅の隣に停まる六家線に乗り、竹中で乗り換えます。→ 電車で行く内湾
北埔、峨眉、獅頭山
北埔(ベイプー)は新竹県で古い町並みがもっともよく残る客家の町のひとつで、廟と国定古跡の金廣福を中心にできています。峨眉湖はそのすぐ隣、山腹に寺廟が点在する獅頭山は同じ道の先にあります。台湾好行の獅山線が竹北と高鉄駅から出ています。→ 北埔、峨眉、獅頭山
新埔と関西
竹北の北から東にかけて広がる新埔(シンプー)は干し柿の里です。9月ごろから1月ごろまで、農園では橙色の柿を並べたトレイを風に当てて干しています。県で最大のお祭りの中心、義民廟もここにあります。さらに東の関西(グアンシー)には赤れんがの老街、台湾最大の仙草畑、そして六福村テーマパークがあります。→ 新埔と関西
山間部:尖石と五峰
内湾の先は、タイヤル族とサイシャット族の山の郷、尖石(ジェンシー)と五峰(ウーフォン)へと道が上っていきます。狭い山道を長く走ることになるので、日帰りより1泊のほうが向いています。→ 山間部
少し足をのばして:南庄、三義、大渓
県境を少し越えたところにある3か所で、どこも公共交通機関で気軽に日帰りできます。詳しくは取り上げていないので、確認できた基本情報だけをまとめます。
- 南庄(ナンジュアン)、苗栗県。客家とサイシャット族の山の町で、老街があります。台湾好行の南庄線がTRA台鉄竹南駅(竹南)の東口から南庄遊客中心まで約45分、1日乗車券はNT$150です。獅頭山の苗栗側にも停まります。竹南は台鉄新竹駅から区間車で南へ19分です。
- 三義(サンイー)、苗栗県。旧山線沿いの木彫りの町です。TRA台鉄新竹駅から区間車で52〜59分、片道NT$113(2026年11月)。
- 大渓(大溪、ダーシー)、桃園市。豆干(押し豆腐)と老街で知られる、川港として栄えた古い町です。台湾好行の501大渓快線がHSR高鉄桃園駅(9番乗り場)から大渓老街まで毎日運行していて約40分、その先の慈湖まで行きます。1日乗車券はNT$130。高鉄新竹駅から高鉄桃園駅まではひと駅です。
ポイント:このページで紹介した台湾好行の3路線は、悠遊カード(EasyCard)と一卡通(iPASS)が使え、それぞれの路線で乗り放題の1日乗車券を販売しています。時刻表はtaiwantrip.com.twで確認できます。
→ 新竹で過ごす週末 · 市街地近くの短いハイキング · 新竹周辺の鉄道 · 市内で楽しめること
出典:台湾鉄道の時刻表と運賃(2026年11月7日(土)の検索)、台湾好行:獅山線5700、南庄線、大渓快線の路線、運賃、時刻表、新竹県観光サイト、台湾高速鉄道:新竹駅での乗り換え。車の距離と所要時間は、渋滞を考慮しないルート検索サービスをもとにした私たちの目安です。2026年11月確認。